Jリーグのサッカークラブ、名古屋グランパスエイトの特徴

サッカーの試合

名古屋グランパスエイトは、Jリーグの発足当初から参戦し続けているサッカークラブです。 世界に名だたる大企業を親会社に持ち、日本代表選手が多数所属する資金力に恵まれたクラブでもあります。

そんなグランパスには、ある特徴があります。 それは、優勝に縁が無いということです。 クラブの資金が豊富なためワールドクラスの選手や監督が集まるものの、なぜか上位に進出することができず中位にとどまってしまうのです。 Jリーグの初年度である1993年から参戦していますが、初優勝は2010年まで待たなければなりませんでした。

また、サッカーのスタイルにも特徴があります。 フォワードの長身選手をゴール前に配置し、ロングボールを多用して攻撃をするスタイルが定着しています。 パスを組み立てるサッカーを試みたこともありましたが、結局は長身選手に頼るサッカーに戻るということを繰り返しているのです。

グランパスは、その資金力ゆえに殻を破って常に優勝争いをすることを求められているクラブなのです。

J2への降格と新監督

名古屋グランパスはJ2へ降格してしまいました。 早期のJ1復帰へ向けて、風間新監督が新たに就任しました。風間監督は、日本人監督としては高額な年俸となります。

名以前のサッカースタイルとは異なり、パスを繋ぐ風間監督のサッカーに、当初は選手たちも戸惑いましたが、風間イズムは浸透してきました。ただ、結果に表れるのには、もう少し時間が必要となりそうです。 他の降格したクラブよりも資金力があるので、主力の流出を最低限にできたのは大きいでしょう。 海外クラブで活躍していて、日本代表の本田選手と吉田選手はグランパス出身です。